(177／父の遺した音7) 松江駅普通列車・滝谷駅重連貨物列車・田川線普通列車 C11型蒸気機関車

①松江駅の情景です。DF50牽引の列車が到着すると木次線直通421ﾚが発車します。通勤輸送列車らしく長い編成です。木次線といえばC56のイメージがありましたが、宍道側ではC11も活躍していたようです。②会津線（現在の只見線）滝谷駅を発車する貨物列車です。重連のためにドラフトにズレもありますが、力強く目の前を通り過ぎて腕木信号機が動作する音も聞こえます。③田川線の勾金～油須原の通過音です。乾いたレール音が早くから聞こえてくるのですが、明瞭にC11の軸配置がわかる音がしています。この路線も9600型が活躍していたイメージがありましたが、C11が旅客列車を牽引していたこともあるのですね。
いずれも、レコード盤の傷が入った音がしています。1968～1970年の録音のようです。